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ごあいさつ
入間ジャズクラブ 会長 宮寺勇
入間ジャズクラブは平成12年秋、ジャズの愛好と普及を目的として、結成いたしました。翌年5月にアミーゴで「設立記念コンサート」を開催。その後地域の皆様のご理解、ご協力に恵まれ、アミーゴ「ジャズデーコンサート」、金子公民館「サタデーコンサート」、久保稲荷公民館「ジャズ入門講座」、いるま生涯学習フェスティバル参加、アポポ・サマーフェスティバル参加、入間川七夕通り商店街「入間川冬まつり」、新狭山北口商店街「まちかどコンサート」、彩の森美術館「トマトの会」、イベントスペース楽蔵「蔵の会」、武蔵クラブ「入間ジャズクラブ創立10周年記念コンサ-ト」、武蔵ホール「クリストフ・サンガー・トリオ・コンサート」「THE
BON BONES meet TWOBONES」、入間市産業文化センター「入間ジャズクラブ創立15周年記念コンサ-ト」、旧石川組製糸西洋館「JAZZレコード鑑賞会」、迎賓館サウンド・オブ・アート「スペシャル・コンサ-ト」の企画運営のほか、「グリーンティーJAZZフェスティバル」、「夏のジャズ」、社交ダンスパーティー「春の夜会」、などのサポートも務めてきました。
また、毎週金曜日午後6時5分からのFMチャッピーのジャズコーナー「今宵はジャズと・・・」は会員が月交代で選曲を担当し、すでに14年が経過しております。注目のライブやコンサートにも出かけます。
会員は年々増加し、全国的にも認知されるジャズクラブに成長してきました。お蔭様で本年創立20周年を迎え、記念コンサートを開催する運びとなりました。今後ともジャズをキーワードに交流の輪を広げ、微力をも省みず地域文化向上の一助になりたいと願っております。
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大西順子(p)
1967年4 月16日、京都生まれ。東京に育つ。1989
年、ボストン、バークリー音楽大学を卒業、ニューヨークを中心にプロとしての活動を開始し、数多く
のジャズ・ジャイアンツと活動を共にする。1993 年、デビュー・アルバム『ワウ』を発表し大ベストセラー作品とする。1994 年、NYの名門ジャズ・クラブ“ビレッジ・バンガード”に日本人として初めて自己のグループを率いて出演し1 週間公演を行う。同公演を収録した、『ビレッジ・バンガードの大西順子』は数多くの賞を受賞し、人気実力ともに日本ジャズ・シーンのトップに昇りつめる。その後日本ジャズの牽引者として縦横無尽の活躍。2013年、「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」出演し、小澤征爾率いるサイトウ・キネン・オーケストラと共演。2017年11月、自身初のバラッド・アルバム『Very Special』とレギュラートリオによる『Glamorous Life』を2枚同時リリースし、JAZZ JAPAN AWARD
2017アルバム・オブ・ザ・イヤー、CD ショップ大賞 ジャズ部門受賞する。2018年12月、レギュラートリオに 3
管を据えて録音された、大西順子セクステット『Ⅻ』を発売。2019年7月、実に23年ぶりとなるライブ録音アルバム『Junko Onishi presents JATROIT Live at BLUE NOTE TOKYO』を発売。2020年7月、The Sextet
Plus による新宿 PIT INN 3DAYS 公演の全てを収録した『Unity All』(Live in Pit Inn 3 枚組)を発売。現在も日本を代表するジャズピアニストとして圧倒的な存在感を示している。
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井上陽介(b)
大阪生まれ。大阪音楽大学作曲科卒。在学中より
プロとして活動を開始。上京後、日野元彦、佐藤允彦らのグループを経て91年よりNYを拠点に活動。
日野皓正、ハンクジョーンズ、穐吉敏子等と共演する。92年にNY在住の若手ミュージシャンと共に「インサイド・アウト」を結成。NYのブルーノート、スイートベイジルなどに出演する。97年にはNYの若手ミュージシャンと共に録音した自身のリーダーアルバム「スピークアップ」を発表。日本全国をツアーしたほかNYのカーネギーホールでも演奏する。98年にはハンク・ジョーンズ、ベン・ライリーとともにグレートジャズトリオのCD「What’s New」のレコーディングに参加。エイブラハム・バートン、マット・ウィルソン、ドン・フリードマンなどのグループでNYのライブハウスでの演奏やヨーロッパツアーなど国際的に活動。2002年2月にはNYで共演しているミュージシャンとの異なる3種のデュオを収めた自身3枚目のアルバム「Peace」(M&I)を発表。2004年には活動の拠点を日本に移し2005年9月には自身4枚目のリーダー作となる「Back To The Groove」(M&I)を発表。2007年10月、5枚目のリーダー作となる「Straight Ahead」をリリース。そして2009年、6作目のアルバム「LIFE」を発表。2007年度~2009年度のスイングジャーナルの人気投票で1位になるなど各種の人気投票で常に上位にランクされる。自己のグループの他、塩谷哲トリオ、渡辺香津美ジャズ回帰プロジェクト、大西順子トリオ、大野雄二&ルパンティック5などのメンバーとして活動。日本のみならず海外でも精力的に活動。
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吉良創太(ds)
1989年生まれ。高知県出身。東京音楽大学楽器科を経て同大修士課程修了。大学院在籍中に給費奨学生に選ばれる。打楽器を菅原淳、岡田真理子、藤本隆文、明神あけみの各氏に師事。ドラムを岩瀬立飛、小松伸之、吉川英治の各氏に師事。大学院在籍中に日本ジャズ界の巨匠、鈴木勲(b)のバンド、ミュージシャンのもとで多くの経験を積む。2019年にはマイルス・デイビスとの共演で知られるケイ赤城(p)トリオに参加。現在のレギュラーバンド、サイドワークは自身のブログhttps://ameblo.jp/nasuo891230/に詳しい。また打楽器奏者として打楽器アンサンブル集団DA・DA・DOUNを主宰。演奏会等は不定期ではあるがこちらも地道な活動を続けている他、日野皓正presents jazz for kids世田谷ドリームジャズバンドでドラム講師を担当するなど、活動の幅を広げている。現在は様々なグループ、セッションに参加。若手ながら確かなテクニックと歌ごころあふれる演奏で、魅力的な音楽を追求している。
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